秋の花

2012年10月23日コメント (4)
秋の花
朝顔はいつの間に秋の花になったんだろう?

「朝顔の観察」は小学生の、夏休みの宿題の定番だったと思うのだけれども。10月も下旬になって、いま、朝顔の花が盛りだ。出勤途中にあるお宅の二階のベランダに大輪の青が揺れている。
実は去年、うちのベランダにも種から播いて育てた。初夏に播いたのに葉ばかり茂ってなかなか花が咲かなかった。あの独特の蕾がつき始めたのはお彼岸過ぎてからだった。

これは西洋朝顔なんだろう。
ツルも葉も、日本の朝顔とは違っていた。葉は、日本の朝顔の切れ込んだ形ではなく、イモの葉に似たハート形。かさこそとした葉の産毛もなく、つるりとしていた。ツルも太く、頑丈そうだった。つるべとられてもらい水・・なんていう可愛らしい風情はなかった。
花色は、これがヘブンリーブルーというのかな、深い青で綺麗だったけれど、私の中の朝顔の季節感とあまりに違うので今年は植えなかった。
朝顔は夏休みの朝に咲いてこそ、の夏の花だ。


桜に、ヤマブキ、レンギョウ、ゆきやなぎ、コデマリ。
春爛漫の舞台に登場する花も美しくて良いけれども、ひっそりと静かに咲く秋の花が好きだ。
ホトトギスが、午後の明るい陽の当たるモミジの下で咲いていた。

コメント

はち
2012年10月24日11:14

私も、最近の朝顔の品種の流行が、気になってました
私が気になっているのは、一年生で種まきの西洋朝顔ではなくて、宿根で増える多年生のノアサガオ
よく繁って家々を被い、花の時期も遅くて、秋になって鮮やかな青い花をつける品種です
太平洋沿岸の地方で、ここ十年で流行になったような
多年生なので、野生化して葛を駆逐するのではと思っています
きっと、美藤さんが通勤路で見られたのは、こちらでは

美藤
2012年10月25日20:10

多年生のノアサガオ、そういう種があるんですねー。
私が去年、種から育てたものもその多年生の種だったのでしょうか・・普通の朝顔のつもりで植えたので確認しませんでした。
確かにツルの伸び方巻きつき方は獰猛な感じでしたので、野生化したら手強そうですね。葉の茂りも良いようなので、グリーンカーテンの流行に乗って増えているのでしょうね。
植物の生命力って、人間の思惑を軽く超えますね。

いつも、この種のハテナに興味深いコメントくださってありがとうございます。
こちらの新ダイアリィでも、よろしくお願いします。

はち
2012年10月25日20:47

これがなかなかややこしくて、美藤さんが種から育てたのは西洋アサガオのような
ちなみに、これらのアサガオはすべてサツマイモと同属なんですよね

こちらこそ、よろしくお願いします

磯野コンブ
2012年10月26日13:05

美藤さまの新しいお部屋。写真がキレイですね。
またまたよろしくお願いします。

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