絵本いろいろ
絵本いろいろ
絵本いろいろ
 
 
私は絵本では育たなかった。
マンガで字を覚えて、そのまま物語を読み始めたからな。

おとなになってから手にとることが増えた。
でも私は、絵本の読み方がわかってない。気がする。

図書館で借りて眺めたあとでやっぱり手元に置いておきたくなる。
手元に置いて手懐けたい、みたいな。
どう扱ったらいいかいまいちわかんないんだけど、仔猫拾っちゃったみたいな感じかも?










「本のリストの本」
 
 
南陀楼綾繁
なんだろう、怪しげ。

南陀楼綾繁×内澤旬子
荒俣宏×杉浦日向子

ふむむむ。。なにか法則のような?
オタクの引き合う力が働くのか?



目次開いて、けっこうお腹いっぱい。
通読する意欲は湧かないけど、知らない本がい~っぱいでてくる(それも通好みな、というよりオタク好みな 笑)のでぱらぱらと拾い読み。

精興社書体の話をした頃かな、「文字の食卓」という書体、フォントへのこだわりを書いた本を読んで、興味がないわけじゃないけどここまではこだわれないなぁと思った本の著者が、「本のリストの本」の書き手に名を連ねていて納得。やっぱり、、って感じ? う~ん、やっぱり引き合う力あるなぁ。ブラックホール?(笑)


あんまり深入りはできないんだけど、綾繁氏のTwitterはフォローして見てる(笑)

そこで、栃折久美子が最近亡くなったことを知る。
彼女の「モロッコ革の本」で、ルリユールを知った。
読むだけではない、こんな書物の愛し方があるのだなぁと教えてもらったのだった。







与那国馬

2018年4月8日 Book
与那国馬

なんとも可愛らしい本をみつけてしまった。

与那国へ行って、ちいさな与那国馬をながめていたい。
眼を見て、耳を見て、尻尾を見て、いまなに思ってんのかなーって。
もし馬が許してくれるなら、ちょっと触らせてもらって。



そういえば。
ときどき見る夢。
馬の鼻面を抱いて泣いている夢。
20代の頃から、何年かに一度、、くらいだけど。
なぜ泣いてるんだろう?
目覚めても、ほわんとやわらかく哀しい気分なんだけど。


与那国。遠いなぁ。
行くなら中10日は欲しいなぁ。
次の冬旅の候補?なんて、、、妄想(笑)















「 Tokyo View 」

2018年1月17日 Book
「 Tokyo View 」
「 Tokyo View 」
「 Tokyo View 」
鬼海弘雄の写真集。
ここにある写真はどれも前に見ている。
「東京迷路」だったかな。

プリントにこだわった大判、高精細印刷だから?
10数年ぶりで、観る感覚が変わったから?

ただの街の風景なのに、なんだか心細い気持ちに囚われてしまった。
心細さが不安に変わって、恐怖?に近い感情に襲われた。街の静けさに耐えられなくなって声に出して誰かを呼びたくなるような。

ここに写っている風景は行ったことのある場所もいくつかあって、実際の空気感を知っているはずで。だから。私、この場所の何を観てたんだろうとちょっと呆然とした。


めまいに襲われて風景がカシャっと斜めにずれる瞬間の気持の悪さ。
墜落する悪夢のなかで足の裏が粟立つ生理的嫌悪。
でも写真の風景から目が離せない。

なんだろう、この感覚。





「 Tokyo View 」かぜたび舎
https://www.kazetabi.jp/

「伊藤比呂美|手・足・肉・身体 Hiromi 1955|石内都」

羨ましい。と思った。

なにが?  
垂れた乳が?生活を刻んだ肌が?  

たぶん、それを見る眼差しが、だ。





「夜の木」
「夜の木」
「夜の木」
手漉きの紙にシルクスクリーンで印刷され手製本されたインドの絵本。
頁を開くと香が匂ってくる。
 
樹木の聖性が描かれている。プリミティブな力強さに惹かれる。
 
印刷物として、こういう孔版印刷って好きだな。
これ、図書館で借りたのだけど手元に置いてときどき眺めたいかも。

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