I’m here. <DiaryNote 2022.3.31>
 
 
今日の我が家の守り木、モミジ。


最後の写真はやっぱりこれかな。
今年は冬が寒かった?
あまりその実感はないけど、モミジの芽吹きが遅かった。
ここ数日でやっと葉芽がひらいて、蕾も膨らんできた。


 *

花風を書き始めたのは、父の最初の癌が見つかってなんとも気分が沈んでいた時。ため息交じりにぼそぼそ書き始めて。ぽつりぽつりと繋がってくれるひとがいて。


大学生の時、入っていたサークルの部室にノートが一冊置いてあって。連絡ノートでもあったけど、来た人が詩のようなもの綴ったり、今朝見た夢の話が書いてあったり、映画の感想が残してあったり、写真展の招待券がクリップしてあったり。TwitterのNotebook版というか、「オレは今日ここにいたぜ」という足跡スタンプみたいな。
読んでる最中に本人が登場しても、そこに書かれたことを話題にすることはほぼなかった。そういう距離感。そのノートの常連たちの連絡先はアドレス帳にいまでもはいってる。

DiaryNoteも同じような雰囲気だったなって、いまになって思い出してる。
このSNS隆盛のときに、ぜんぜんまったく発信型とは程遠い、モノローグ、時々ダイアローグみたいな、内向きの場所。これ以上ないゆる~いコミュニティ。

おかげで15年続いたんだな。

なにしろハンコ職人になればよかったなと思うくらいリアルで喋るの下手なので、そのぶんここでは随分と言葉数多かったなと思う。
ここがあって良かった。
 
 
 *
 
 
2006年11月1日 ― 2022年3月31日
 今日までに日記をつけた回数 1254回

なんだか墓碑銘みたいだけど(笑)
いつかここも廃墟になる。


花にもなれず 風にもなれず。
私は今日ここにいます。
そしてたぶん、これからもどこかにいます。





ありがとう。






DN管理人さんに「日記が楽しく書ける日」はきたか?
 
 
小学校の卒業文集に

「桜の咲くころに一年生になった。
 桜の散るころに○○小学校を卒業します」

……とかなんとか書いた。
後になって―卒業してから―それ時系列的にあってる?おかしくない?って思って。いまだに悩んでいる(爆)


イメージ的には開花=入学、散花=卒業で良いような気もするんだけど。
でも、だいたい卒業式の頃って開花にはまだ早かったりするし、入学式の頃ってもう散っちゃってたりしない?とか。その年によって開花・散花の時季は違うんだしいいんじゃない?あくまでイメージなんだから!…でもなぁ。。

……いったい何十年引きずってんでしょ?
でも印刷されて残ってるって重い。編集も削除もできないんだから。


 *


DiaryNoteでの昨日今日。
さびしさに浮足立ってる卒業式前日のよう。


Windows98が出た年にパソコンを手に入れてから、ずっとドコカにナニカを書いてきた。
まだパソコン通信のフォーラムなんかが残ってた頃。インターネットの網目はすっかすかで、動画どころか画像もろくに貼れないような時代。素人に使えるのはPCメーカーやソフトメーカーがやってるサイトくらいで(サイトって言葉もまだなかったかも?)、マイクロソフトで書いてたブログサイトが(ブログとも言わなかったかも?)ある日いきなり消滅したこともあった。
2000年問題で落ちる!消滅するってハラハラしながら年越ししたのはどこのサイトだったかな。それ以降はインターネットが安定してきたから、この終焉のカウントダウンの感覚、新鮮(ヲイ!w

あっちこっちのブログサイトでアカウント作っては放置してブログの廃墟をいっぱいこしらえてきた。DiaryNoteも2000年の後半には使い始めて、花風で実は4つ目じゃないかな?記憶が…(汗)
2006年11月1日に書き始めて、次の廃墟にすることなく15年も続いたってすごいなぁ。

4月1日に日付が変わったら、「日記を書く」にポインターあてて反応するかどうかきっと確認してしまう。


確認して、きっと淋しくなる。
 
 



「文系出身なので技術的にはヘナチョコ」で「飽きやす」くて「本業連続徹夜」で、日記がなくなったら「もうだめぽ」な管理人さんに「日記が楽しく書ける日」は来たのかなって気になります。
20年も無料で使わせてもらってありがとうございました。ほんとに。
私は日記を楽しく書き続けることができました。





2022年4月1日、東京の桜は散りはじめだね。







4月1日 DiaryNoteが停止した日
 
 
2022年4月1日の正午前。

「日記を書く」アイコンが消えた。
コメントの新規書き込みも停止した。





 
 
MOJAへ行ったのいつだったっけ。

「スヌープ・ドッグのお料理教室」という本が話題になってて、ああ、この料理食べたなぁと思い出した。
そういえば連れて行ってくれた友人が、アメリカのソウルフードって説明してくれてたっけ。


焼きたてワッフルの上に大きなフライドチキンがのっていて、そこにメープルシロップをかけて食べる。メープルシロップ=ホットケーキのイメージ濃厚なので、え?このフライドチキンよけて良いですか!?と一瞬ひるんだけど、食べたら美味しかった。ボリュームあったけど、ぺろっといけたし。あれきり行ってないけど、時々思い出してたからクセになる料理なんだと思う。10代の頃にあの店があったら、渋谷行った時に寄る店のリストにたぶん入ってると思う。


  *


ソウルフードってなんだろう。
日本で私が郷土料理とか懐かしい味なんて言うより、もっとシビアな意味があるんだろう。カタカナじゃなくて、soul foodってアフリカン・アメリカンが発声する場合は特に。

あの日ワッフルチキンを食べながら――

アフリカン・アメリカンの曽祖父母が奴隷労働の後、主人の料理に使われず捨てられた屑肉や僅かな小麦を使って、なんとか重労働に耐えるカロリーを摂るために味を工夫して作り上げたのだ。

――とまでは想いを馳せることはできなかったけど、実際に食べていたおかげで、和食の料理家の主語の大きなレビューのなにが問題かはわかるかも。





春の美味しいもの
 
 
ホタルイカ、花山葵、金柑。


大好きなホタルイカが旬で。300円でパックにいっぱいの茹ホタルイカ。
自家製の調味料でお腹膨らませて、まっこと至れり尽くせり。
お刺身ばかりだったので、ペペロンチーノ風に。パスタがなかったので素麺で。
花山葵の醤油漬けと和えたら非常に美味しかった。


熟した金柑が二階のベランダから手が届くところに生っていたので5つ収穫。
そのまま食べてしまっても良かったのだけどテレピンのせいで唇がしびれるのがちょっとね、、、なので輪切りにして人参とサラダに。
人参は千切り、塩レモンでしんなりさせて、金柑を混ぜてオリーブオイルたらり、黒コショウぱっぱ。


今年は花山葵、買えて良かった。
出荷時期短いし近所のスーパーには入らないので、うっかり食べ逃してしまうこと多いから。





DiaryNote
書き残したことが
あるような
ないような。







戦争を終わらせよう。
#NoWar
#NoWarInUkraine

https://twitter.com/londonsymphony/status/1501513150079897607
今日の日記。


あ、ペペロンチーノだ!

朝、歯を磨きながらいきなり思い出す。
昨夜から「あ~あの一番シンプルなパスタなんだっけ~」と。
オリーブオイルとぉ~ニンニクとぉ~唐辛子だけのアレ。


通りかかった駅前の花屋に目を引く黄色い花が揺れていて、POPにミモザと書いてある。
違うよこれミモザじゃないよ、、、あれ?なんだっけ、大好きな花なのに。むか~し裏庭の塀のとこに植わってたのに、、ん~~。カタカナ4文字。

エニシダ!

電車に乗ってシートに腰下ろした瞬間思い出す。すっきり!



嶋田久作と杉本哲太が思い出せないのは相変わらずで。



 *


DiaryNoteがサービス終了するとアナウンスがあって。
やっぱりつらつらと昔の日記を読み返してしまったのだけど。

いろいろ忘れている。

忘れていても読み返して腑に落ちるものもあるけど、なんでこんなこと書いてるんだ、どーでもいいよーと自分に突っ込むようなものもあり。
でも、なにか書きたかったんだね。今日のペペロンチーノもそう。どーでもいいよね、こんなこと。でも、なにか、ここに、書きたくてさ。
「日記を書く」を開いて、ぽつぽつと言葉探してる時間が好きだったんだよね。



これを書いておいて良かった、書けて良かった。
と思うような日の言葉もある。それは書いたことも忘れてないし、そこにある感情もそっくり思い起こせる。

でももっと、そこには書けなかったこと、たぶんどこにも書けないことはいっぱいあって。たぶんそこが自分の核心なんだけど、まあ、それはちゃんと胸の中に仕舞われてれば良いことで。


でね。
自分で書いた言葉は、思い出せるし忘れたってどうってことない。
でも、もらったコメントが読み返してても新鮮で。
自分の言葉じゃないから。私の中からは出てこない言葉だからさ。
ありがたく、大切だなぁと思いました。


いまはもうまったく使ってないFBでもコメントのやり取りが面白くて、消えたら自分の中では再現できないから、だからアカウント削除しないで置いてある。
あれ?あれ、なんだったっけ?という時に、掘り返して確認したりもしてる。ほぼ、劣化してきた脳の外付けメモリ的な。

古いほうの花風を見てみたら、写真とかが壊れているものもあった。
ここもサービス終了したら、時の風に晒されて壊れていくんだろうな。
ここが風化して消えるのが先か、自分の寿命が尽きるのが先か。たぶん、ここがゼロとイチに還るのを見届けられるほど長くは生きないだろうけど。




 *


いろいろなことが終わってゆくね。
そういうもんだ。

Poo-tee-wee?







#殺すなよもう誰も
 

ウクライナで起きていること。
戦争反対、反戦……そう、もちろんそうなんだけど。
字面が強すぎて心がついていかない。
いや、そう強く言うべきだし、SNSなんかではハッシュタグつけて言ってたりするんだけど。

旅人が5日に新宿であったウクライナ支援のステージで歌った曲の歌詞がしっくりする。

#殺すなよもう誰も

こんな時に、コロナ・パンデミックのこんな時になにやってんだよって。
もうほんとにもうやめようよ、もう誰も殺すなよ。
レッドライン上の誰かをそう言って抱きしめられたらいいのに。

 *

こんな時に「核共有」とか「最後のひとりまで」とか言ってるロシアの東の隣国であるこの国に絶望する。

 *


 
冬が終わりそう。



 


ルッコラ の 花 が 咲いた よ
  
 
春は疲れる。

季節の変わり目は体調崩しやすいって言うけど、春が一番不安定になる気がする。
夏から秋はアクセル緩めてそのままクールダウンしてゆけばいい感じだけど、春は仮冬眠状態の身体が目覚め切らないのに、上がった気温につられてアクセル踏んで無駄にエンジンの回転上げてるようでエネルギー消耗する。
だから眠いんだよね、きっと。


そういえば。
「動物はほんとうは眠っていたい、眠っている状態が生き物としてのデフォルトなんだ、でも食糧を得るためにしかたなく動きまわってる」
というの、どこで読んだんだっけ?

日常生活の中で「睡眠」を最優先事項として生きてる私はすごく納得する。
昏々と気持よく眠りながら、そこに根を生やして、目覚めたら樹になってたら幸せかも??目覚めたら退屈過ぎる??…ならまた眠っちゃえ(笑)


秋に蒔いたルッコラに花が咲いた。
ひと冬、ちょこちょこと摘んでサラダにして食べてた。厳しい寒さのあと、葉が硬くなってえぐみが出たのでそのままにしてたらツボミがついて開花。
植物はうろうろ動きまわらずライフサイクルに必要なエネルギーのすべてを調達する。


ルッコラ。アブラナ科キバナスズシロ属。
スズシロ、大根? あの辛みは大根なのか。
キバナというけど、花は薄いクリーム色。
葉脈と同じ赤い筋。血管みたい。





冷蔵庫買い替え~断捨離
冷蔵庫買い替え~断捨離
冷蔵庫買い替え~断捨離
 
 
先週、冷蔵庫が壊れて買い替えた。

5年くらい前から、もっと前かも、いい加減買い替え時だよなぁとは思ってた。
たぶん20年、もっと前かも、使ってた冷蔵庫だから。
そもそも父が知り合いの料理屋で使ってたのを貰ってきた中古なので、いったい何年稼働してたんだか。さすがに寿命だよね、静かに運転を止めていました。お疲れさま。

私もこういう大物家電の買い替えとか、ただただ面倒くさいひとなので、ネットで見てはいたんだけど「まだ動いてるしいっか」と先送りしてた。「まだ使えるんだからいい」が口癖の父と一緒かな?いや、父の場合は「もったない」だったけど。昭和一桁戦中生まれだからね。

壊れて冷蔵冷凍機能しなくなってたんだけど2月なので慌てることもなく。そもそもうちの台所寒いので冷蔵はまったく問題ないし、粛々と解凍された肉類を料理して食べて過ごし、その間に手配して中二日で新品に。

冷蔵庫を買い替えるときにやりたいと思ってたことあって。
冷蔵庫の後ろのデッドスペースの片付け。半畳ほどのスペースに、父の「もったいない」が詰まってるのはわかってて。
そこを片付けてレイアウトを変更して使い勝手を良くしたかった。
でもそこに手を付けるのが面倒くさ過ぎて、それで冷蔵庫も後回しにしてたんだよね。面倒くさいことに計画的に着手できない性格(笑)

で、壊れたんなら仕方ない、やるしかない、やるか!
瞬発力はあるんだよ、ヒラメだから。



しっかし、ほんとなんでこんなもの後生大事にとっておくかね。
引っ張り出して、分別しなきゃいけないから梱包解いて中身見たけど。99.9%ゴミに出す結果に。使おうかと思ったのは山のような台布巾。それだけかな。あ、あと数えきれないタッパーウエアの中からセットになったスタッキング可能な奴だけ、いま使ってるのと入れ替えた。
丸盆や菓子器、寿司桶&吸い物椀のセットとか、未使用できれいで一瞬「とっとく?」とちらり思ったけど、いやいやいや、そう思って戻すから片付かないんだしと廃棄。
知り合いの料理屋の名前の入った刺身皿とかサントリーのコップ1ダースとか、ワイングラス1ダースとか。もぉ~~。

分別して袋に詰めたら燃やさないゴミ袋中サイズで、イチ、ニ、サン、、、いま現在15袋ある。車庫がゴミ屋敷状態になってる。いっぺんには出せないよなぁ、これ。

でも空いた場所をデッドスペースにしないようにできて、掃除もできて、ばんばん捨ててストレス解消になったかな。
まだまだ台所には捨てたいものあって、いまちょっと大処分ブームきてるから引き続き断捨離いけるかも。


実家に戻ってもう12年になるんだけど、台所がずっと自分のものではなくて。
母の使い勝手で片づけてある台所だからあんまりいじっちゃ悪いかなと思って手をつけなかったんだけど、もういいかな。実際、階下のひとはもう料理一切しないしレンジ以外使わないしね。

あれも、これも捨ててやるぅ~~~ふっふっふ。




お盆包んであった新聞の日付が1991年だった。
ひゃぁ~30年、死蔵されてたんだよ。
真のお宝の骨董とかならいざ知らず、「もったいない」ってなんなんだろう(笑)





February

2022年2月6日 日常
February
February
 
 
今朝は寒かった。
氷点下まで下がったらしい。
明け方目覚めて、からだ丸めて湯たんぽを抱き寄せた。
薄曇りで陽は射さず昼過ぎても気温はあがらない。
裏庭にりっぱな霜柱。

去年の秋、掘り上げてベランダの隅で休ませておいたムスカリの子球。
ツンっとちいさな緑色の角を生やしていたのですこし水をあげてみた。
みるみる根をのばして、角をのばして。
生きてる。

2月はいのちの萌芽がひっそりと清らか。





 
 
なんとなく夕飯を食べ損ねた日曜日。
卵かけご飯でもいいんだけどと思いつつ、なんとなく目玉焼きにする。
ひっさしぶりに目玉焼きなんて焼いたら、これが絶品の出来で。
たかが目玉焼きで、大袈裟だけど(笑)

卵は半熟が好きなんだけど、6:4の絶妙な火の通り具合で(4が加熱ね)
白身の端っこの薄く焦げたちりちり具合も香ばしく。
予想外に美味しくて嬉しくなってしまった。


ちなみに私は醤油です。基本なににでも醤油一択なんだけど。
目玉焼きの場合は半熟の黄身の真ん中に箸でそっと穴をあけ、そこに醤油をひとたらしします。そしてまず白身を食べます。黄身を崩さないように箸で白身を切りそのままでも、醤油の混じった黄身を少しだけつけても良し。でも黄身は絶対崩さないように。黄身があふれて皿を汚したら負けです。白身を食べきったら、残った黄身を、ああ、どうしましょう。そっとご飯の上にのせます。そっと箸を刺しいれて、黄身を割ります。醤油の染みた半熟の黄身をご飯で受けていただきます。できればご飯茶碗にも黄身ははつけたくないのです。ついちゃったら、やっぱりちょっと負けな気分になります。
ご飯より難易度が上がるのがトーストです。こんがり焼けたトーストはご飯ほど黄身への包容力がありません。ふるふるの黄身をのせて齧ると下手すると垂れます。皿汚すどころではありません。トースト咥えて左手がティッシュを探す羽目になります。なのでトーストに目玉焼きの場合は、結構な真剣勝負の緊張感が走ります。大袈裟ですね。でも、なぜかホントにそうなんですよ。


たかが目玉焼きをながながと語ってしまいましたが。
ほんと意表ついて、目玉焼きが絶品の美味しさだったんです。


で、「目玉焼きの食べ方」といったら、思い出すのはあれですよね?
「家族ゲーム」の伊丹十三の、目玉焼きちゅうちゅうです。
あれはびっくりしましたね。衝撃的といっていいくらい。記憶に焼き付いてます。

絶品目玉焼きから「家族ゲーム」思い出して探したらAmazonPrimeで観られました。
というわけで、目玉焼き、続きます。





ヒヤシンス

2022年1月27日 日常
ヒヤシンス
 
 
ホームセンターの苗売り場のすみっこに売れ残っていたヒヤシンスの鉢、ひとつ。
球根はみっちり張りつめているし、葉もつやつやだし50%Offってなぜ?

いま、部屋からの眺めがすこしさびしくて、むくむくと成長してくれるものが欲しくて。つぼみがいちにちで膨らんできてる。


ヒヤシンス。
とても清浄な響きね。




無料PCR検査 と 検査キット
無料PCR検査 と 検査キット
 
 
昨夕ドラッグストアで買い物していて、あ、この店舗は無料PCR検査してるとこだと気づいた。で、聞いてみた。

今日の検査はもう予定数終了してまして、という。
まあそうでしょうね、もう6時ですし。で、一日何件検査するんですかと聞いたら「5件です」と。

え?えええ?5件?
たったの????

もうびっくりだよね。
検査やってる店舗(ウエルシアね)自体、都内にまだ10数店舗じゃなかった?
それで一日5件って、あーた。

都民1400万人いませんでしたっけ?

開店時に整理券配ってるそうで、予約もできないと。
なんなんだろう。やってる感どころか、アリバイ作りか。
なんかこういうのに慣れてしまったねぇ。憤る気も起らず。なんなら笑いそうだったわ。



   ・・・・・



PCR検査キットを買った。
一昨日注文して、今日届いた。

急な発熱とかあった時用。
うちは車ないので、具合悪くなったときに発熱外来へ行く足がない。
特に階下の年寄りが熱出たとかなったとき、どうやって連れて行けば?
私だって38度超えたら、徒歩5分の内科へ行くのもしんどいんだから。
郵送診断で時間はかかるけど、なにもできないよりはいいかと。
陽性じゃなければとりあえず安心だし。
ファストドクターを頼ることもできるだろうし。
陽性だったら……たぶん自宅療養という名の放置になるんだろうけど。


使用期限は製造日から6か月。
箱には2021年11月1日製造のスタンプ。
桜が咲く頃に思い出して、あ、ゴールデンウイークまでに使わなくてはって思えると良いんだけど。





お疲れさま。
 
 
今年は昨日で仕事納め。

夏場、コロナの第5波の頃はとても疲れてて、なんだか勢いで仕事辞めてしまいそうな日が結構あったけど、まあ、なんとかやり過ごして。
 


今日は寒かった。
陽射しは温かいけど、空気が冷たくて。
米を研ぐ水が冷たかった。米研ぐのにお湯は使えないしね。

小ぶりの玉ねぎをたくさんもらったので、丸のままコンソメで炊いた。
落し蓋して小一時間とろ火に掛けて。湯気が立って寒い台所が気持ち暖まる。
今年のユズで作った柚子茶と八丁味噌を合わせた柚子味噌を、焼いた鶏肉に合わせる。

クリスマスも年末もお正月も嫌いなので、ことさらに普通に過ごそうとしてしまう。
紅葉したモミジの絨毯と千両の赤い実と常盤緑葉がクリスマスカラーだけど。



明日も寒いみたい。
お疲れさま。






 
 
父が入院していた病院の向かいに小さなパン屋があって。
「あすこのパウンドケーキが美味しいんだよ」と何度となく父が言っていた。
絶飲食が解かれたら珈琲とそのケーキを食べるのを楽しみにしてた。

食べられなかったけど。




近くに行ったのでお店に寄ってパウンドケーキを買った。
たまにしか行かないけど、行ってご高齢の主人夫婦が揃っているのを見るとホッとする。ここでもPayPayが使えるようになってた。そういえば建て替えられてお店が新しくなってから何年経つかな。父が知ってるのはモルタル二階建ての昭和なパン屋だった。

ケーキを買って自転車を走らせていると、懐かしくて泣きそうになる。
10年経ってもこんな気持になる。お父さんはいないけどいる。



ついでのように思う。
階下のひとはこんな風に思い出されることはないんだなと。すこし可哀想だなって思ったけど、それは私もそうだ。
この世界から消えて10年経って、思ってくれるひと、いないな。
別に悲しくもないけど。ふと思っただけ。





冬至を待ちわびる
 
 

今年の冬至は22日。まだ3週間もある。
冬は好きなのに12月が苦手で。
弱々しく衰えてゆく太陽の光を見てると寂しくなって家出したくなる。



竹箒を買おう。
穂先が短くなってしまって、庭の落ち葉を軽く掬えなくなってきた。
もう十年以上使ってるから仕方ない。
すこしずつ、お父さんが手にした道具じゃなくなってゆく。




大雨の夜、雨上がりの朝。
大雨の夜、雨上がりの朝。
 
 
夜中に目が覚めたのは、屋根を叩く雨の音が尋常じゃなかったせいか、頭が痛かったせいか。低気圧のせい。
頭が痛くて目が覚めるなんて、そんなことあまり記憶にないけど。

出勤する頃には雨も上がっていたので助かった。


大雨の後の空がきれいで、空気もきれいで、濡れた庭の落ち葉もきれいで。

ヒメコブシの葉がだいぶ落ちてしまった。
駅に向かう途中に掃き寄せられた、まだ青いイチョウと赤く色づいた桜。






近江屋洋菓子店

2021年11月30日 日常
近江屋洋菓子店
 
 
やっぱり「洋菓子店」でしょ。
パティスリーなんちゃらではなくて、洋菓子店のケーキが好き。


最初の職場が新宿三丁目で、伊勢丹の地下には宝石のようなチョコレートやケーキが並んでたので浮かれてけっこう食べたけど、割とすぐに飽きた。

薄いタルト生地の上の栗のムースに生クリームが塗ってあって、その上に栗のクリームがこれでもかと雪崩起こしてるモンブランとか、これはワタシ的にはケーキじゃない。生クリーム盛り?

私は小麦粉をしっかり焼き上げたスポンジを味わうケーキが好き。
ショートケーキとかロールケーキとかね。モンブランもカップケーキのなかにスポンジが詰まってるのが好き。うん、オールド・ファッションなんです。


で、日本のケーキを絵に描いたような近江屋洋菓子店のケーキが好き。
先日前を通りかかったらパウンドケーキがどどんと積みあがってた。
小麦粉焼き上げたケーキの代表格パウンドケーキが実は大好きなんだけど、近江屋ではイートインしかしてなかったので買ったことなくて。

見たら無花果のパウンドで、焦げ茶色が美味しそうで。
カウンターで受け取ったときの持ち重りのする掌の感触に期待が膨らみ、そして期待を裏切らない美味しさだった。
焼きあがった生地の「しっとりと、軽さ」のバランス、香り、後味、ドライ無花果の膨らみ具合、控えめなクルミの混ざり具合、てっぺんの焦げ具合まで、大好きだー!


これはまた買わなくてはと思って、昨日寄ったらパウンドはもう終わっていて、コロナでイートインはできないしどうしようかなぁと悩んでたら、ショウウインドウの端っこにバームクーヘンがあるではないか。

ここのバームクーヘンなら間違いはないはず、と購入。間違いはなかった。
というか、マイベスト・オブ・バームクーヘンかも。
バームクーヘンは、スーパーやパン屋や、なんならMUJIとかでも気軽に買って食べるけど、本場のドイツの味ってちゃんと知らない。結婚式の引き出物の定番ユーハイムってそんなだったかな?印象薄れてるけど。
私の好みはどっしりしてるけど重くない、しっとりしてるけど乾いている、小麦とバターの味がする、そんなタイプ。
近江屋のバームクーヘン、そんなタイプ。
HP見たら、ちゃんと職人が生地を手がけして焼いてるらしい。

オールド・ファッション、万歳♡
やっぱり洋菓子店、素敵。







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