冷血

2013年5月29日 読書
読むのに体力がいる作家、との評。まったく同感。

ちょうど最新刊の「冷血」を読み始めたところ。
高村作品にしては読みやすいほうだと思うが、暴力のエネルギーが渦巻いて少しずつ圧を高めて、爆発を予感させてすすむ過程の乾いたリアリティーが、なかなかハードだ。

いまちょっと体調を崩していて、図書館で予約していたこれが届いたので読み始め、引き込まれて読んで先が気にはなるのだけれど、「いまちょっと無理」そんな感じ。
上巻の4分の1読んでページを閉じても、微熱の夜の浅い眠りの悪夢になるし、もう高村薫、どこまで豪腕?
ほんと体調整えて万全の態勢で続き読ませていただきますので、ご容赦くだされ。

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