池澤夏樹になりたい
書かれた作品に心揺すられることはあっても、作家個人に憧れるとかそういうことはないんだけど、最近、池澤夏樹が羨ましくてならない。
いいなーいいなー、ってそんな感じで。

なにが羨ましいって、個人編集の文学全集を出版していること。
自分の生涯の読書の履歴を、選りすぐってひとつの装丁にまとめてコレクションする。
いいーーなーーー!

池澤夏樹はたくさんは読んでないのだけど、世界観がわりと好き。
物理や数学に美しさを感じるところとか、命を無限に拡大してみせるところとか。
ぽーんと宇宙空間に翔んで原子になってしまったような感覚を覚えるところとかね。


池澤夏樹になってみたいな、って思う。
物理学んで、詩を書いて、翻訳をして、世界中を旅して暮らして、小説書いて、あれこれ受賞して、極めつけが個人編集の文学全集!
作家人生やりたい放題、ほんと好きなことだけで生きてるように見える(笑)

いーーなーー。

いや、それなりの苦悩葛藤あるんだろうけどさ。 
お気に入りで全集出せるなんて、本好きなら羨ましいよね。


河出からでてるこの全集、帯が綺麗だったのね。
図書館で借りたから知らなかったわ。











コメント

はち
2014年7月10日20:07

私は、テオ・アンゲロプロスの映画の字幕翻訳してるのが、とってもうらやましい

この全集については、読者になれただけで、満足!

美藤
2014年7月12日12:22

やっぱり、多言語を理解するっていうのが、羨望の真ん中ですね。
ギリシャ語と英語、フランス語でしたっけ、それだけできれば見える世界も違うでしょうね。
私にとっては物理も異言語のひとつですし(笑)

いーーなーー。

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