4万分の１の憂鬱

来年夏の参院選挙まで…焦燥感に駆られて過ごした日々はあっという間だった、ほんとに。なにをしたっていうわけでもないんだけど。
　

選挙公示前の最後の大規模スタンディングに行ってきた。
国会周辺おトイレ事情に妙に詳しくなってて笑った。
　
警察の規制線の張り方が強固になっていたのとはうらはらに、変わらず礼儀正しくおとなしい私たち群衆。テンション低め、って思ったのは勘違いではないよね。私自身、低かったもの。
主催者発表で4万人？まあ何も事件がない状況で良く集まった、というべき？わからない。

あっという間、っという感覚は、夢中でやり切ったというのではなく、変わらぬ焦燥に倦んだ気分にまみれてる。
菱山南帆子さんのコールに声を合わせながら、陽に透けるイチョウの葉に見惚れたり、こんな大勢のひとを恐れる風もなく枝を渡る小さな鳥の姿を追ったりしてた。気合い不十分。

去年の7月16日、いてもたってもいられず国会前に出かけてから10か月。
子供が誕生してもおかしくない時間。なにか、生まれたものはあったのかな？
野党共闘して一人区で統一候補実現、これさえやっとナニカの萌芽。ちゃんと育つのかな。
　

スピーチで民進党の枝野さんが「統一候補に一票投じるひとを3人集めてください。人情に訴えることも必要です」って言ってたけど。
情に訴える会話って、私には無理。最も苦手な会話。
それって、選挙前になると電話かけてくる小学校の名簿でしか知らない同窓生とかと一緒だよね。日本の選挙って結局は地縁血縁なの？結局、自公のやり方しか通用しないの？日本人には理性ってないの？
なんだかさらにテンション下がった。けど、これが戦わずして負ける、の典型パターンだよね。うだうだ……。


参院選挙までもう一か月。