「聞かせてよ愛の言葉を」
「聞かせてよ愛の言葉を」

みっつの「Parlez-moi d’amour」
こういう、とても小さな、ありふれた偶然をふふふと歓ぶ。

続けて読んでいた2冊の本にシャンソンの「聞かせてよ愛の言葉を」が出てきていた。もちろん私のことだから、すぐにメロディが浮かばなくてyoutubeで聴いて「あ、これか、聞いたことはある」と。
で、昨日借りてきた「ミッドナイト・イン・パリ」を観ていたらその曲が流れてきた。

有名な曲らしいのでたぶんいくらでも耳にしてるんだろうし、文章で読んでもいるんだろうけれど、やっと私の意識に届いた。あいかわらず遅い(笑)

こういうのって、偶然ではあるけれども、私の無意識が探してるから見つけてきたものなのかなとも思う。
逆に考えると、普段、どれだけものを見てないかってことだね。


・・・・・・・・・・・・

「ミッドナイト・イン・パリ」

主人公を、ウディ・アレンがやってるかどうかが大きいと思うなぁ。
撮ったとき70代だから駆け出しの作家ギルを演るのは無理だと思うけど、この俳優さんだとほんとただの「風采の上がらない作家の卵」で。ウディ・アレンの映画って「だってウディ・アレンだから」ってどっかで思って観てるから面白いような気がするし。
あ、でもマリオン・コティヤールの隣にウディ・アレンは異質すぎるかな…?N.Y.でもないし。
うーん。。ということで、微妙(笑)







コメント

はにゃ。
2017年3月29日15:58

あら、微妙でしたか。

私は「ミッドナイト・イン・パリ」意外に好きでしたよ。ウディ・アレンらしい台詞にくすっとしたし。流石にウディ・アレンはもうおじいちゃん過ぎて主役には無理があるという映画評を随分前に見て「そうそうそうなんだよねー。ウディ・アレンを楽しみに見てきた部分もあるけど、今ではその通り」と思っていたので、逆に安心した感が(笑)。しかもN.Y.でもないというのも意外にパリならではの楽しさ的で良いなーとか、様々なアーティストの本人への寄せ具合とか、楽しく観たのを覚えています。

美藤
2017年3月29日17:32

1920年代のシーンは楽しく観たんですが、現代のシーンがどうもイマイチで。魅力的な人物が全然いないし。ウディアレンなら、時代のギャップの可笑しみもでて、シーンがもったと思うんですけどね。

はにゃ。
2017年3月31日16:12

確かに魅力的な人がいないってわかります~(笑)。私は主人公の『ただの「風采の上がらない作家の卵」』っぷり、意外に良かったんですけどね。ウッディアレンが脚本だとわかっているからという加点はありましたね、確かに。

ウッディアレンの恋愛ものって、主人公が(せいぜい)中年の役として脚本が作られているというか、ウッディアレンって多分そこで自分の年齢が止まっているのでは?と思うんですよね。万年青年、的な。

だけどさすがにお年なので。
映像的には、ご本人が演じると、その設定の年齢と現実の年齢のギャップが私にはちょっとつらいものがあるなぁ・・・・と思っている感じ、ってところでしょうかねー。あのペラペラしゃべってたダメな男役のウディアレン、大好きなんですけどねー。

美藤
2017年3月31日22:35

万年青年……確かに(笑)
「ミッドナイト・イン・パリ」のギルはウディ・アレンが若ければ演ってそうなキャラクターなのでウディ・アレンをあてて観ちゃったのかなぁ。
いやいやさすがに御年80歳の彼でギルを観たいとは思ってないですけどね(笑)
もちょっとあのキャラクターと俳優、なんとかならないものか、と。

あ、でも思いだしてみると「ぺらぺらしゃべりまくる主人公演やってるウディ・アレン」ってのもちょっとイラッとしたりしてたんですよねー。役者のウディ・アレンを観たいのか観たくないのかどっちなんだ私(笑)

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