Blind Walk

「セラピスト」に「風景構成法」という心理療法が紹介されていた。
「川」「山」「家」といったアイテムをひとつずつ画用紙に描いてゆくもの。これをやってみたいなぁと思った。
といって、セラピストにかかるほど切実なものを抱えているわけではなく、純粋な好奇心なんだけど。
で、なにか解説書のようなものないかな、と探してこれを借りてみた。


探しているものとは違ったけれど、ちょっと面白いと思ったのが「Blind Walk」。ふたりペアで手を繋ぎ、ひとりが目隠しをして、もうひとりがリードする。言葉は交わさない。ゆっくり歩きながら、いろんなものに触れさせる。足元がフラットな浜辺などが良さそう。
視覚に頼るのをやめて砂浜を海を世界を感じてみる。

ほかにも眼を閉じて絵を描いてみる「Blind Drawing」とか、利き手ではないほうの手で絵を描くとか、慣れたものを封印して不自由さを加えてみる。

DIALOG in The Dark を体験した時の感覚を思い出した。
DiDは、この手の体感型の企画としてはほんとよくできてるなぁと思う。
そういえば、去年のGWに「暗闇ごはん」というイベントに申し込んでいたんだけど、風邪ひいて行けなかったんだっけ。
甲野善紀さんの稽古会を体験した時の身体の革命的驚きも思いだす。
なにか一瞬でいいからなまくらな心身をびっくりさせてわくわくさせたい。

荒川修作の「養老天命反転地」にも行ってみたいなぁ。
滋賀県のMIHO MUSEUMも行ってみたい。
岐阜、滋賀は微妙に遠いけれども。