うわぁ、美しい。
まるで水墨画のようなシックで優雅なこの金魚、青文魚にほれぼれ。
これが写真だなんて。
銀色~青灰~黒と年齢や環境で変化するらしい青文魚。
白磁の大きな水盤にいれて、上から眺めていたい。
ああ、でもこの天に昇ってゆくような姿も見たいから硝子の水槽かなぁ。
この姿を見てたら、2008年の北京オリンピックの開会式を思い出した。
スタジアムを大きな一枚の紙に見立てて、黒い衣装を着たダンサーが長い長い袖を筆にして山水画を描いてゆく場面。
この青文魚の尾びれのような墨のかすれが美しかった。
このときのディレクションは映画監督のチャン・イーモウだったんだね。
そういえば「LOVERS」とかカンフー系の映画にそんなシーンあったっけ。
舞い踊るのではなく闘う、桃色じゃなくて墨染の、ひらひらが好きだ。
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