羊を食らう

ずっと行きたかった羊料理の店へ行ってきた。
最近は羊肉も普通に供されるようになったけれど、大抵ラム、仔羊の肉で、実は物足りないなぁと思ってた。
今日行った店は、マトン、大人の羊肉を豪快に塩茹でして出してくれる。
寸胴で一時間半茹でられた羊が骨付きのままぶつ切りされてどーんと出てくる。
皿の上に色気はない。薄茶色の肉がごろごろしてるだけ。
これ見て美味しそうと思うひと、お友達になりましょう（笑）
美味しいです。いや、旨い！
身はほろっと柔らかく、脂身はぷるっと。
脂臭くはない、脂ぎってもいない、後味さっぱり、でもしっかり羊の香味が舌に残る。ほどよい塩味がついていてそのままで美味しいけどパクチーの入った特製ダレと山椒塩がついてくるので味替わりでいくらでもいけてしまう。

メニューの辛みサラダがまた美味しくて。
ニンジン、キュウリ、たまねぎ？なんの変哲もない食材なんだけど、どういう味付けなんだろうパクチーの按配がすごく良くて茹で羊と一緒にほおばると箸が止まらなくなる。

マトンとパクチーって最高最強の組み合わせだよね。

トマトと卵の炒め物には羊のスープ（茹で汁）が使われてて、小皿のスープ飲み干しました。羊の包子にもスープがたっぷりで、味は、、、言わずもがな。

お腹いっぱい、、だけど、羊ってあれだけがっつり食べても胃に優しい。
満足まんぞく。



生まれ変わるならオオカミかユキヒョウって思ってるんだけど、私は前世がオオカミだったかも。
肉食なのは現世も変わらず。