コンタクト・スポーツ
コンタクト・スポーツが苦手。

中学の体育のバスケットボールが嫌いだった。
3秒ルールとか、ボール持って3歩以上動いちゃいけないとか、簡単な説明だけ受けてゲーム始めたって、普段、運動なんかしない女の子たちがドリブルもパスもできるわけがない。ボールが上がった途端、オフェンスも、ディフェンスもなくボールめがけて殺到する。気が付けばボールを胸に抱えてうずくまって笛が鳴る。ラグビーのスクラムが崩れたみたいな状態。そういう肉団子の中に、突っ込んでいけない私は、3歩後ろで呆然、、みたいな。
たまたま転がり出たボールを拾ってドリブルもどきでゴールを目指すと、何メートルも進まないうちに女の子たちに取り囲まれてしまい……。
ボールを奪うことしか頭にない、訓練受けてない女子って怖いよ。

技術を身につけてるバスケ部の子たちが入ると、肉団子にはならないけど、もう身体の持ってるパワーが明らかに違ってて圧倒される。当たり負けしない身体ってことかな。寄ってこられただけで、降参。

ボールゲームは好きだけど、テニスみたいにネットで仕切られてないと楽しめない。パーソナルテリトリーが広大な私には、コンタクトスポーツはストレスでしかない。


70年代の終わりくらいからアメリカン・フットボール流行ったよね。テレビでNFLのゲームが放送されるようになって、ビジュアルの綺麗さが新鮮だった記憶ある。高校にアメフト部はなかったけど、アメフトファンの子が持ってくるボール投げ合って遊んだ。あの楕円形のボールをうまく投げられたときは気持ちよかったな。



日大アメフト部の彼が会見で「コンタクト・スポーツ」って言うのを聞いて思い出したあれこれ。





「練習後、コーチから『監督にお前をどうしたら試合に出せるか聞いたら、相手のクオーターバックを1プレー目で潰せば出してやるといわれた。クオーターバックを潰しに行くので、僕を使ってくださいと監督に言いに行け』と言われました」

スタメンのポジションで追い込んで、「やります」と「言いに行け」という、このコーチのやり方、、ヤクザみたいだ。











コメント

はにゃ。
2018年5月25日16:29

日本でブームになったころ、結構見てたし、好きだったし。幼馴染がまさに今話題の学校の有名なQBをやってた時もあるし。当時の伝説的な鬼監督の話を聞いたりしたこともある。

あるいは、アメリカでは冬にみんなでビール飲みながらMonday Night Footballでゲームの中継を観たり、日本人が甲子園を楽しむようにアメリカ人が秋の college football を楽しむのを見たりも、した。

自分ではやらない/できなかったけど、まさにコンタクト・スポーツであるアメリカンフットボールやアイスホッケー、結構好きなんだよねぇ。

でも、アメリカの高校でフットボールのレギュラーメンバーってスクールカーストの上に位置する jock と呼ばれて優遇されたり。力や名誉や勝利etc. etc. と引き換えにいつも色々な問題の温床になっている場でもある気がする。

とりとめのない感想になってしまった。選手がとにかく報われますように、と願うね。

美藤
2018年5月25日23:27

贔屓のチームとかがあったわけじゃないのに、放送があると見てたなー。
クレーンやスライダーを使ったフィールドの映像がカッコ良かったーという印象。日本のスポーツ中継にあんな映像まだなかったと思う。
やっぱりスポーツそのものじゃなくてビジュアルで見てたのか?(笑)

時に「格闘技」とも評されるフルコンタクト・スポーツのエキサイティングな面白さもわかるけど、あくまでも観客として。スポーツはなんでもやってみたいと思うほうだったけど、チームスポーツは、せいぜい野球まで。ときにクロスプレーありは仕方ないけど、フルコンタクトは無理むり! まして日本の「体育会」的なものには近づけません(笑)

スクールカーストの上位かぁ。
アメリカのドラマや映画、ミステリでも、それとわかる描写あるよね。
アメフトやってる子達って、中流以上な感じはする。ボール一個でできるサッカーやバスケとはすこし世界が違うかもね。

hana
2018年5月27日23:24

美藤さん^^

私にとって、アメフトといえばアメリカ小説によく登場するお金持ちのおぼっちゃましかないです(笑)
でも、今回のニュースはおぼっちゃまじゃなくて、旧日本軍のイメージ。例えれば、監督は大将、コーチには軍曹?そして選手は一兵卒。上官には逆らえず(逆らえば自分が制裁を受けるだろう)1人でも多くの敵を倒して軍に(国に)尽す。でも、これはスポーツです。
もし、今の日本の若者が戦場に行けば同じ構図になるのだろうか? まさか⁉︎と思うけれども……。

美藤
2018年5月28日12:32

ぜんぜん、まったく「まさか!?」とは思えないです。日本に軍隊はいらない。
自衛隊は、自国と近隣諸国の災害時に出場する救いの自衛隊のままでいて欲しい。
あのガタイとパワーに恵まれた若者に武器は与えないで欲しい。丸腰のまま、被災者を助け、紛争地で道路を造る彼らには敬意を表します。

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