鍼灸治療院

2018年5月30日 日常
鍼灸治療院
はじめての鍼灸治療院へ行ってみた。

先週末から腰が怠いなぁ、と思っていたのだけど、左のお尻の奥から神経がビーーンと張ったような感じになって左足に痺れるような痛みがでた。
ギックリ腰もさんざんやっているので、こういう痛みに整形外科がなんの役にも立たないことはわかっている。鍼灸は大好きなんだけど実家に帰ってから近所で探してなかった。で、開院40年という鍼灸院をみつけてのろのろと出かける。

こういう治療院ってなんでどこもおんなじ雰囲気になるんだろう。はじめてだけど、はじめてな気がしない。もぐさや消毒アルコールの匂いがするっていうのはもちろんあるけど、待合室の、手芸キットの完成品みたいなすずらんモチーフの飾りとか、クロスステッチで描き上げた風景画とか、やさしい演出がどこかおばあちゃんっぽいのね。まあ、具合悪くてぼんやりしてるんだから、それでいいのか(笑)

で、こういう治療院にはたいていちいさな本棚が置いてある。
ここにも「安心」とか「爽快」なんていう誌名の健康雑誌と、「養生訓」とか「黄帝内経」とか東洋医学の古典が並んで、さらにスピリチュアルやメンタルヘルス関連の本がラインナップされてる。
で、そこに「永遠の0」「カエルの楽園」「海賊~」百田尚樹センセイの小説が。げろげろ、と思いながら先を見ると渡部昇一に小林よしのりの本がぽつぽつと。まあねーありがちだよねーやれやれ。
池田大作センセイの御著作はないから、まだいいか、、とか思いなおし。そういえば「聖教新聞」は置いてあるの見たことあるけど「赤旗」はない、とか、「歎異抄」は見たことあるけど「聖書」はないな、とか、「資本論」とか置いてある治療院はないだろうなぁ、とか頭の中でいろいろと(笑)
どんな先生だろう、百田っぽかったらイヤだな、胡散臭すぎると、あれこれ思いめぐらせて待合室の本棚は退屈しないね(笑)


治療は上手だったので結果オーライ。だけど、リベラルや革新的信条と東洋医学は出会うことはないのかしら? 面白いなぁ。












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