6月の花。
昼間の花はアジサイだけど、夜の花はクチナシ。
もちろん甘い匂いに足を止めて、ふりむくといる。
ぽ、、っ。と、暗がりに浮き上がるみたいに。
この八重咲のクチナシ、姿が美しくて見惚れる。
このままピンで襟に留めたら服のグレードが上がりそう。
いや、まず夜会に行くようなドレスじゃなきゃダメね。
花びらの質感が素晴らしい。
うんと細かい織の白縮緬を使ったつまみ細工みたい。
光沢のある葉とのバランスも良い。
今夜は月の出が遅くて。夜陰に乗じて花盗人。
ごめんなさい。エレガントな誘惑に負けました。
でも、部屋に置いてしばらくしたら、芥子粒みたいな小さな小さな黒い虫が花びらの奥からいっぱい出てきて、、、ベランダに出しました(汗)悪いことはできません。。
コメント
あの甘い匂いを嗅ぐとクチナシ愛が芽生え、
やはり庭に植えるのはクチナシかなと悩んでしまう
クチナシの垣根なんて素敵ですよね
自分の家の生垣にするかどうかは、散らずに茶色く朽ちてゆく花を、健気と思うか見苦しいと思うかによるかも(笑)
私は通りすがりに匂いを堪能するにとどめようか、と(笑)
でもクチナシが茶色く変色しているのは何となく見るに忍びない気がするので、私も通りすがりで良いかなw
なんだか幸薄そうなのは、散らない花が無残だからなのよね。
匂いは、パフュームでも人気のガーデニア。上品な甘さで良い匂いよね。