「イリュージョニスト」
  
オリジナル脚本がジャック・タチで、監督が「ベルヴィル・ランデブー」のシルヴァン・ショメ。
絶対好きだと思ったけど、好きだった。

ジャック・タチが演じたかもしれない主人公だから、彼のあの独特の身体の動きをしっかりとアニメ化している。
セリフは、10分にひとこと、あるかないか。

アニメーションはそういうのが好きだ。見てればわかるじゃん。
キャラクターも表情で語ってるんじゃない。ジャック・タチがそうだったようにすべて身体の動き、マイムで語ってる。
顔のアップで目をきらきら潤ませて「森へお帰り!」なんて叫んだりしない。
だけど美しい絵とキャラクターの繊細な動きと音楽と、、とても豊穣。

途中、主人公が飛び込んだ劇場で「ぼくの伯父さん」のフィルムが流れてた。
こっちも観たくなってしまった。









コメント

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索