「イリュージョニスト」
2018年6月25日 映画オリジナル脚本がジャック・タチで、監督が「ベルヴィル・ランデブー」のシルヴァン・ショメ。
絶対好きだと思ったけど、好きだった。
ジャック・タチが演じたかもしれない主人公だから、彼のあの独特の身体の動きをしっかりとアニメ化している。
セリフは、10分にひとこと、あるかないか。
アニメーションはそういうのが好きだ。見てればわかるじゃん。
キャラクターも表情で語ってるんじゃない。ジャック・タチがそうだったようにすべて身体の動き、マイムで語ってる。
顔のアップで目をきらきら潤ませて「森へお帰り!」なんて叫んだりしない。
だけど美しい絵とキャラクターの繊細な動きと音楽と、、とても豊穣。
途中、主人公が飛び込んだ劇場で「ぼくの伯父さん」のフィルムが流れてた。
こっちも観たくなってしまった。
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