赤い惑星とブラッドベリ
2018年9月3日 読書 コメント (4)惑星という呼び名が好きだ。
なんだか色っぽい。
眩惑、蠱惑、魅惑、誘惑……。
疑惑、迷惑、困惑、当惑……惑わす、星。
ブラッドベリとは相性がいいとは言えないのだけれど、ときどきページを開いてしまう。正直あんまり面白いとは感じていないんだけど。“ブラッドベリに夢中になる少女”的なものにあこがれてるのかも?しれない。なんだろ、それって?
2018年の夏。ブラッドベリの描く未来をおおかた通り過ぎてしまっているって気づく。「火星年代記」で地球人が火星へ移住し火星人を征服したのも過去の話で。2000年代には地球で核戦争が起こってたんじゃなかったっけ?
そんなことを思うだけで、奇妙に捻じれてもの哀しい空気がたちあがるのがブラッドベリと思う。
このところ雲が多くて火星の姿があまり見えない。
コメント
占星術が盛んだった中世、逆行もする惑星たちの運行は、人の運命を惑わす不思議な力があると信じられていたんですね
私、惑星の逆行の理屈を理解するの時間かかりました~。立体の軌道模型みたいのを見てやっと納得した記憶が(笑)「逆行」っていうのがいけないんですよね、「逆行して見えるだけ」なのに~。
惑星の逆行を説明した動画
https://www.youtube.com/watch?v=OL8dumn2lCk
夏休み前に図書館で借りてきた「火星年代記」が手元にあります。随分前に読んだ記憶があるのですが、多分ぜんぜん理解してなかったのでした。
たぶん、ただ読んだだけで、理解もせず楽しみさえしなかったような気がします~。内容も細かいこと覚えてないし、ブラッドベリとの相性はそんなもんなんです(笑) なのに時々ページめくって「ブラッドベリな気分」だけ味わいたくなる、、って、ヘンなの(笑)