新木場ナイトカーニバル
2019年4月1日 チバ「チバくんは、顔がアウトレイジ」とthe pillowsの山中サワオに言われてた。
確かにね。強面だよねー。
でも、あんなアウトレイジ顔で、悪魔声だけど、なかみはある意味天使。あんなにイノセントなひとも珍しいと思う。
しっかし、ステージのチバは超絶カッコイイ。
昨年の中野サンプラザの初バースデイ、2階最後尾の音が物足りなくて、恐る恐るオールスタンディングのライヴ会場に足を踏み入れる。
真ん中に入るのは怖いので、フロアの後方で開演を待ってたんだけど、幕が開いてバースデイの登場曲が鳴った途端、押し寄せる人波に巻き込まれ前方へ。
肌寒いくらいだったフロアの気温が一気に上がる。
ドラムが鳴動し、ベースがトルクを上げ、ギターがエンジン全開にする、そのバンドの音を乗りこなすチバの声が心臓に響く。
これこれ、これが聴きたかった。鼓膜だけで聴く音とは全く異質のライヴの爆音。
心臓を持って行かれそうな音の質量に、豊島の心臓音のアーカイブを思い出していた。あそこでも、こんなふうに心臓が、音を聴いていたっけと。
豊島と違うのは、この爆音が祝祭の熱狂に近いところ。豊島の鼓動は、殯に寄った死を意識する鼓動だったけど、バースディの爆音の鼓動は、太古の祭りの熱量がある。ひとが熱狂して飛び跳ね、腕振り上げ、その上にひとがダイブして運ばれていく。生贄を運ぶ狂気。祭壇の上の、カリスマ。チバユウスケ。
豊島と対比して書いてたら、<The Birthday>というバンド名のつじつまがあってしまった。私の中だけでだけど。チバがそんなこと1ミリミクロンも考えてないのは知ってるけど。
45分、MCはなし。
え、10曲も歌ったんだ、あまりにあっという間で5曲ぐらいかと思った。
最初にバースデイを聴いてしまったので、その余韻であとのバンドは中2階のレストスペースでまったりと聞く。
ピロウズもストレイテナーもCD借りて聞いてて。予習時にはそれなりに面白く聞けたんだけど、バースディを聴いてしまったら、なんかもうタルくてどうでもいいというか、ね。あくまで当社比だけどね、チバ声バイアスかかってるから。
でも、チバはもちろんだけど、バンドの佇まいというかルックス?ビジュアルも、バースデイのカッコよさって段違いじゃないだろうか?いや、冷静には見てないと思うけど。あ、冷静に見る必要もないか。
音楽と人LIVE 2019 新木場スタジオコースト
Buddy
ANSWER
青空
24時
カレンダーガール
SUMMER NIGHT
VICIOUS
FLOWER
OH BABY
DISKO
2019.3.31
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