日の感染者数40人、50人でびくびくしてたのは3月下旬。
ああ、もう早くロックダウンして、怖い。そう思って過ごしてた。
8月。感染者数、その頃の10倍でてる。
普通に出勤してる。
梅雨あけて30度超える中マスクして、ああ、コロナじゃなくて酸欠と熱中症で死ぬわ~と思いながら。
3月4月の怖さは、covid19の正体が全く知られないまま世界中の感染者の情報が流れ込んできたためだったかな。…と、いまなら思う。あと決定的に政府がダメだったから。ダメだから。現在形だ。
3月4月5月。とにかくコロナの情報を追って過ごした。
で、浴びる情報量は増えたけど、知識の質とリテラシーはあんまりあがってない気がする。
いろんな専門家、研究者が発信してくれるのをありがたく読んだけど、SNSを経由してくると雑音も多くて、混乱するばかりで。
ウイルスや感染症の知識はおろか、化学の基礎知識も皆無なので、一般向けに書かれた記事でさえきちんと理解できなくて、だから細かな反証があがるだけで訳が分からなくなる。
だから、データや論考ではなくて、それを発信してる「ひと」をまるっと信じてしまいたくなるけど、とうぜんそれも無理で。
「コロナウイルスってどのくらい危険なの?どう対処するのが正解なの?」ってこと知りたいのに正解はまだだれも知らない。
究極「ねぇ、これいつ終わるの?」だけなんだよね、知りたいのは。
答えられるひとはいない。
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メモ:8月10時点での私の認識
*コロナは「ただの風邪」ではない。
医者や研究者が顕微鏡越し?データキット越し?に見れば「いわゆる風邪」の一種なのかもしれないけれど、一般人が普段イメージする「風邪」の程度を考えたら「ただの風邪」って言ってしまうには症状がきつすぎる。ように見える。「ただの風邪だよ」って言い方は、頭のいい専門家の傲慢だと思うんだけど。
*全身に症状が現れる。
ウイルスが喉から気管、肺に入ると肺炎。流行初期に肺炎症状が一番観察されたので、新型コロナ肺炎っていうふうに呼ばれたりしたけど。
ウイルスが血管に入ると、全身をめぐることになるので、いろんな症状が出る。
全身の関節が折れたような痛み、と言ってた人もいた。心臓に炎症起こしたり、脳に血栓できたり。血栓は全身どこにでも起こるらしい。
covid19は全身で免疫暴走を引き起こしてしまうので、免疫疾患的後遺症がかなり長く残るようでもある。これがとってもきつそう。検査陰性でもかなりきつい不調が長く続く例も多いみたい。
対症療法的にはやっぱりステロイドが効くらしい。あくまで一時的なもの。それでリウマチや喘息に処方される薬が「効く」と言われて流れてきた。
階下の方がリウマチのステロイドを処方されてるので、コロナに罹ったと思ったら貰って飲むか?どうせ自宅療養なんだろうから、とちらっと思ったけど、やめなさい、自分。
追記8.12 https://twitter.com/tenichi08/status/1292813286388334593
*感染は暴露量による。
最近暴露量に言及する人多く見かけて、岩田先生が最初から、「コロナは数のウイルス」と言ってたのはそういうことなのかと。
視認できないからわかんないけど、そこらへんにひとつふたつ(10や20?)ふらふらしてるウイルスがいても活性化してないので感染確率は低い。らしい?
集団で元気になって悪さするイケイケヤッハーな奴らなのか、おバカ。
*若い人のほうがウイルスの発散濃度が濃い。
(注:これは、あくまで私の素人認識なので、信じないで)
ウイルスの生存戦略の話。
侵入して増殖しようとしてちょっと暴れただけで、高熱発して肺が壊れてすぐ虫の息になっちゃうしなびた細胞の持ち主である高齢者よりは、同じ暴れ方しても「なんかダリー」くらいでいてくれる瑞々しい細胞がみっちり詰まった若者のほうが、たくさん仲間をコピーできて効率的。という、話し。
若者に無症状感染者が多いというのはそういう理由。
そうだろうなぁーと納得する。
ウイルスは宿主を殺すのが目的じゃなくて、自己複製が目的で、フレッシュな培養細胞にとりつくほうが良いだろうと思うし。
若い人でも重症化するじゃないか、という意見。若いは一律年齢の話ではなくて、細胞の若さ?元気さ、の話。
*コロナウイルスの弱毒化。
上の宿主との関係で、基本ウイルスは弱毒化する、傾向にある、らしい。
そうだよね、強毒化して宿主がばったばった死んでしまったら困るのはウイルスだし。人類を絶滅させる目的で生まれた心中ウイルスでないなら、いずれ弱毒化する。ただ人間の都合ではないので、弱毒化まで半年なのか、3年なのか10年なのかは不明。
夏に弱毒化するという希望的観測も、ウイルスの毒性の強弱というよりひとの生命力が冬に弱まるから、ということ。らしい。
*コロナ下の死生観。
萬田医師の死生観。納得できるところもすごくある。
こんなパンデミックの時期ではなく、平時にこそちゃんと読まれて考えていなければいけないことだと思う。いまのこのコロナ・ヒステリーの2020年に共通認識にするのは無理かもなぁと思う。
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半年かけても、コロナ・リテラシーはまったくあがってない。
Covid19の専門研究者もオーソリティーもいないのに、私にわかることなんてないよなぁ。
結局できそうなことは、手洗い・うがい・マスク・ソーシャルディスタンス?
宮沢先生の言ってることくらいしかないよねぇ。
臆病にでも心穏やかに、やりたいことはやれる範囲でリスクも計ってなるべく楽しく暮らす。ときどき煮詰まりながら。
ああ、そうだ。
PCR検査やるのやらないの、って話。
これもう、「科学」の話じゃなくて「政治的思惑」の話になってしまってるようでわけわからないし、ともかくともかく行政府がクズ過ぎてうんざり。これに尽きる。
*あとなんかあったかも?思い出したら追記する。かも。
早速追記。
*東京都や厚労省発表のデータをどう理解すればいいのかわからない。
感染者数だけ毎日発表されても、と思う。分母も一緒に発表すれば?と。もちろんサイト見に行けば出てるけど。
都内の最新感染動向 https://stopcovid19.metro.tokyo.lg.jp/
それと「感染者数」って正確には「PCR検査の陽性者数」だから、把握しきれてない感染者はいっぱいいるんだよね。じゃあ、ってことで陽性率が気になるんだけど、8月10日の陽性率は7%。検査すれば100人中7人が感染者?それって、私の職場で5人6人はいるってこと?
だけど、検査の対象が無作為抽出じゃないんだから、自分の生活圏に当てはめていいのかどうかは不明。感染リスク高そうな「夜の街」とか、具合悪くて受診した感染疑い濃厚なひとを重点的、優先的にしてるわけだから。
じゃあ無作為に、あるいは国民一斉皆検査?それも、今日やって陰性でも、それは今日反応が出なかったってだけだし、じつは感染してて明日なら反応あるかも?だし?ああ、もう現在感染進行形のウイルスをどう捕まえて数値にしたらいいのか、やっぱりわからない。
具合悪いなと感じたら即日検査して、二日後くらいにも検査して、くらいに簡単カジュアルに確認できればいいのにと思う。
で、陽性となったら即ホテル隔離するなり入院するなりできる用意があってほしい。結局そこだよね。どんなに気を付けてたって感染することはあるし仕方ないんだから。そっから先に不安しかないのが腹立つ、、、ああ、やっぱり最後は政治不信#安倍辞めろ、になっちゃう。。はぁぁ。。
キリがないので追加終了。
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コロナ半年の覚書。
3か月後にはぜんぜん違うこと書いてるかも。
コメント
アメリカのファウチ先生が、どこかのタイミングで「次に感染が拡大しても、最初の頃より今の方が我々(医師や公衆衛生や感染症の専門家)の知識は増えているから、よりうまく対応できるだろう」って言っていたのを、とても頼もしく思って聞いたのでよく覚えているんだけど。
多分感染者数として発表される人数が増えたのは、一つには検査の母数が増えたからだし、その中の一定数は症状の無いか軽いかで、本人的にも「別にどーってことない」という感染者が増えているから、余計にややこしいよね。でも、ちゃんと重症化と長期化している患者もいる、と。
結局、自分がこの重症化&長期化する患者になりたくない、という恐れから行動を決めるしかないわけで。私も基本SNSでの医師たちの発言を主に取得しているけれど、医師だって感染症の専門じゃないとか、専門家でも考え方は色々だとか。素人には難しい。
でも、公衆衛生/感染症は多めにキツめにネットをかけてコントロールして緩める、としないと結局コントロール自体できないみたいなので、NZの対応とか見てると羨ましいよね。
どうにもならない政府に期待できないので、自衛しかないって、我々素人なんですけどーーーーと、思うけど。
主治医とかと話しても、「手洗いと三密を避ける」としか言われないし、今は結局そいういうことなのかしらねん。ふぅーーーーーー。
私は「暴露するウィルスの量に深刻化は比例する」(模様)、ということが結構ショックだった。やっぱり三密避ける以外ないよね。気をつけようね。
とりとめのない感想になりました。またね。
自粛も自助努力もしてる、でも個人でできることには限界あって、問題はその先なんだよねぇ。
こんなツイートがあった。
「なぜみんな我慢できずに感染症対策をやめて外に出ちゃうかというと、国も自治体も数値を元にした基準を住民に示さないから。自粛を求めてるのは今数値がこうだからで、この数値になったら自粛要請を解除するという明確な基準がないから、要請される方はがまんできない」
ほんとそれなんだよね。
基準・指標があやふやで、そんなもんないんじゃないのってくらい行き当たりばったり。なんなら基準のほうを変更しますってくらいの政府・自治体だから。
半年前よりは専門家の知識も増えてきてると思うけど、それが日本の場合、国民生活に役立ってない感じなのがね。トホホだよ。
「指定感染症」だから、感染「確認しちゃったら」基本、隔離治療しなきゃいけなくて治療費も国が出すってなってるから、そこにお金使いたくなくてPCR検査しないんじゃないのぉ~??とか疑ってみたり。
隔離治療後に陰性になったらそっからは自費になるとかさ。陰性になってもインフルみたいにケロリと元気って風にはならないようだし、後遺症が酷くて長引いて辛いって訴え多いしね。
検査もしてもらえず不調なまま在宅療養して、コロナ後遺症的な症状にもなんの手当てもなく数か月苦しんでますとか、ともかくとことん徹底して何にもしてもらえない…らしい…笑っちゃうよね。
うわお、とりとめのない愚痴になってしまう~(笑)
はにゃ。さんとは、同じような記事読んでると思うし、こうやって「現時点での認識」を擦りあわせられるのが慰めだよ。
先は見えないけど、できることはやって、生きのびようね。
無策の政府に無駄に犠牲にされるのは嫌だしね。
私も持病がなかったら、随分と捉え方が違ってただろうなぁ。
どんな風に感じてただろう。
今日社員の配偶者の会社で感染者が出たってことがわかって、業務的対応とかしてたんだけど。もし、職場で感染→自分も感染→自分の職場で感染させた、とかなったら罪悪感が半端ないよね。感染力が強いと、そういうのが凄く嫌だなぁとしみじみ思ってしまった。
くどいけど、逃げ切りたいね。本当に。
病気になって石投げられる、謝罪しなきゃいけない、、怖い社会だよねぇ…。
それもあるから生きのびなきゃなって思う。
感染から逃れて生きのびたものだけが正義なんだよ、日本は。
なんかおかしいけどねぇ。。