タマリンド 2021
 
 
一昨年発芽して越冬し、昨年葉芽を出してくれた19年生タマリンドがひと鉢。
昨年発芽して越冬した20年生タマリンドの鉢が5鉢。

冬を生きのびた19年生は大きな鉢に植えられていたもので、根が寒さでやられてしまわなければ枯れないで越冬できるのかもと思って、20年生も大きな鉢に移して、プチプチシートを巻いて、簡易ビニールハウスに入れておいた。十分な防寒になったかどうかわからないけど。気温も上がったし、鉢を外に出して見守っているところ。
19年生が葉芽を出したのは5月の下旬だったから、まだまだなんだけど、無事に冬を越えられてると良いなぁ。



今年のタマリンド。
3月に、タマリンドの実をもらった。4月1日に蒔いた。
3週間以上たって、気配がないのでそっと表面の土を除けて様子を見てみた。種、溶けて、土に還ろうとしてた…。あららら。。

なんでかなぁ?
植えつけ方は、これまでと同じようにしたんだけど。
とても固いので、すこしキズをつけてひと晩水に浸けて植える。
なんでかなぁ、ふやけさせ過ぎたかなぁ? タマリンドの子葉を見ると、すごく栄養価高そうだから地中でふやかし過ぎると腐るの早いのかなぁ?

なんでかなぁ?
蒔く時期が早かったかな?19年も20年も6月に発芽している。蒔いて2~3週間で。熱帯の樹だし、土中もまだ寒かったのかな?

とりあえず第2弾。
同じようにひと晩水に浸けたのと、キズつけただけのを蒔いてみた。
残りは6月以降、もっと暖かくなってから蒔いてみようかな。





あと、種の状態で気になること。
なんとなく種がしぼんで見えること。
13年前に初めて見た時に、タマリンドの種の「鉱物のように固く艶やかな漆黒」に魅了されてしまったので、その時の状態は良く覚えてる。
でも、一昨年もらって育った種もすこし皴があったしなぁ。発芽には影響ない範囲なのかなぁ?種の蒔き方を変えてみて、発芽すれば問題ないってことか。



08年 鞘付きのままの種(発芽)
19年 鞘付きのままの種(発芽)
   パックされた果肉ペーストにはいっていた種(発芽)
21年 鞘付きのままの種(?)


08年と19年のタマリンドは、現地の市場で売られているもの。
21年のは、日本のエスニックレストランで売られていたもの。

19年のタマリンドには鞘のなかに虫のついていたのがあって、もしかしたらお土産用、輸出用のものはなにか防虫処理みたいなことされてるのかもしれないね?なんて友人と話してたのだけど。




「輸入農産物の防虫・くん蒸ハンドブック」というの見たら

「温度制御による消毒」低温処理・蒸熱処理・温湯処理
「くん蒸剤による消毒」臭化メチル・青酸ガス・リン化アルミニウム剤

などなどと書いてあって(青酸ガスって怖い 汗)
高温処理で種もやられちゃったりするんだろうか、と思ったり。
でも、さらに見たら「農産物の商品性を損なわない程度」の温度ということで「43~44度で3時間」とからしいから、果物の果肉に影響ないくらいなら種はきっと生きのびるだろうし…。


う~ん、やっぱりふやかし過ぎかなぁ??
まあ、要観察、再度トライ!

あの涼やかなタマリンドの葉は夏のベランダの主役なんだから。







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