近江屋洋菓子店

2021年11月30日 日常
近江屋洋菓子店
 
 
やっぱり「洋菓子店」でしょ。
パティスリーなんちゃらではなくて、洋菓子店のケーキが好き。


最初の職場が新宿三丁目で、伊勢丹の地下には宝石のようなチョコレートやケーキが並んでたので浮かれてけっこう食べたけど、割とすぐに飽きた。

薄いタルト生地の上の栗のムースに生クリームが塗ってあって、その上に栗のクリームがこれでもかと雪崩起こしてるモンブランとか、これはワタシ的にはケーキじゃない。生クリーム盛り?

私は小麦粉をしっかり焼き上げたスポンジを味わうケーキが好き。
ショートケーキとかロールケーキとかね。モンブランもカップケーキのなかにスポンジが詰まってるのが好き。うん、オールド・ファッションなんです。


で、日本のケーキを絵に描いたような近江屋洋菓子店のケーキが好き。
先日前を通りかかったらパウンドケーキがどどんと積みあがってた。
小麦粉焼き上げたケーキの代表格パウンドケーキが実は大好きなんだけど、近江屋ではイートインしかしてなかったので買ったことなくて。

見たら無花果のパウンドで、焦げ茶色が美味しそうで。
カウンターで受け取ったときの持ち重りのする掌の感触に期待が膨らみ、そして期待を裏切らない美味しさだった。
焼きあがった生地の「しっとりと、軽さ」のバランス、香り、後味、ドライ無花果の膨らみ具合、控えめなクルミの混ざり具合、てっぺんの焦げ具合まで、大好きだー!


これはまた買わなくてはと思って、昨日寄ったらパウンドはもう終わっていて、コロナでイートインはできないしどうしようかなぁと悩んでたら、ショウウインドウの端っこにバームクーヘンがあるではないか。

ここのバームクーヘンなら間違いはないはず、と購入。間違いはなかった。
というか、マイベスト・オブ・バームクーヘンかも。
バームクーヘンは、スーパーやパン屋や、なんならMUJIとかでも気軽に買って食べるけど、本場のドイツの味ってちゃんと知らない。結婚式の引き出物の定番ユーハイムってそんなだったかな?印象薄れてるけど。
私の好みはどっしりしてるけど重くない、しっとりしてるけど乾いている、小麦とバターの味がする、そんなタイプ。
近江屋のバームクーヘン、そんなタイプ。
HP見たら、ちゃんと職人が生地を手がけして焼いてるらしい。

オールド・ファッション、万歳♡
やっぱり洋菓子店、素敵。







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