静かなHさんとソノさんを足して0.7掛けるくらいにすると「るきさん」が出来上がりそうな気がするなぁ。
「10年後のるきさん」が追加されてる新装版が読みたくて手にとったけど、う~ん、高野文子は面白いなぁ。
1988年から1993年までの連載だから、え? 30年も前のマンガなの?
「るきさん」という女のひとのキャラクターがもともとレトロ風味だし、人物のエピソードは古びないんだよねぇ。逆に90年前後ってこんな風俗だったっけって見えてくるとこ面白い。駅の券売機で小銭入れて切符買ってるんだーとか、この頃のバーゲンシーズンってこんなだったなー景気良かったんだなーバブルだもんねーとかとか。よく見たら表紙の背景がバーニーズニューヨークだし。
高野文子の、ああもうこれはブンガクだわという作品群も好きなんだけど、「るきさん」や「ラッキー嬢ちゃん」みたいな軽やかなタッチのマンガ好きなんだよねぇ。「るきさん」続き描かないかなぁ。還暦るきさん(笑)
今度、Hさんに訊いてみよう。高野文子、読みます?って。たぶん読んでると思う。すくなくとも知ってる。ソノさんはきっと知らない(笑)
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